うつ病(適応障害)から休職した話。適応障害とは。私の場合。
現代病といわれる「うつ病」ですが、それとはちょっと違う「適応障害」というものになり、
会社を休職することになりました。
これから復職するか、退職するかなど先のことはまだわかりませんが、このサイトに経過を書いていきたいと思います。
休職されたい方、自分と同じような症状になってしまった方の力になれたらと思います。
また、数年後このサイトを見直したときに、「こんなこともあったなぁ」と元気に感傷に浸れるよう願っています。
「適応障害」とは
「うつ病」は有名な精神病ですが、「適応障害」はあまり知られていません。
もちろん、私もそう診断されるまではこの名前を知りませんでした。この名前を知らずに生きていける人が大半でしょう。
Wikipediaさんにはこう書かれています。
適応障害(てきおうしょうがい、英: Adjustment disorder:AD)とは、はっきりと確認できるストレス因子によって、著しい苦痛や機能の障害が生じており、そのストレス因子が除去されれば症状が消失する特徴を持つ精神障害である。
つまり、環境などからくる特定のストレスが原因で、うつのような症状が発生する精神障害のことです。
ストレスの原因から解放されることで、障害は取り除かれます。
私の場合
私の場合、この症状が出たのは大学4年の時でした。
ゼミにうまくなじむことができず、毎週参加するのが怖く、次第に出席できなくなっていきました。結局のところ、卒業することができずに留年し、ゼミを変えました。しかし、すでに引きこもりのようになってしまっていた私は、卒論もかけず、またしても留年。
結局、一度実家に戻り、心療内科に月に1回通いながら、教授に卒論の報告をするだけのために毎月大学へ行き、なんとか卒業することができました。
私の場合、ゼミと卒論、さらに留年した後では、以前まで持っていた大学の友人・後輩などの人間関係がストレスとなり、適応障害へとなったのでした。
ただ、通院したのは5回ほどで、もう完全に治ったものだと思っていました。
適応障害が再発したのは、新社会人として、会社の事業部に配属されたことがきっかけでした。
もともと友好関係を築くのがへたくそな私は、研修の段階からずっと一人でした。ずっと一人とはいっても、グループワークなど必要な会話は可能。大勢の前でのプレゼンも問題ありません。1日の会話が0ということもありませんでした。
研修が長く、7月いっぱいまで研修施設に出社していたわけですが、
8月からは本社へ出勤することになりました。
そこで待っていたのは、新しい人たちとの人間関係と、新しい仕事。
もともと、私は心が強くありません。
研修では一人でも問題ありませんでしたが、職場で一人というのはストレスでした。
ただ、この手のストレスには慣れているつもりです。
問題は、新しい仕事を覚えられないことと、周りからの視線、評価です。勤勉な方だと自覚していますが、メモは欠かさず取るし、出社前・出社後には復習を毎日行っていました。
しかし、翌日出社すると、任されるのはまた新しい仕事です。
マニュアルがあっても、完璧ではありません。何度も先輩に質問をしなくてはいけません。失敗することもあります。先輩がおらず、どうしようもない時もあります。そして、また新しい仕事がやってきます。
パニックになりました。処理が追い付かなくなりました。
私が普通の人だったら、耐えられるのでしょう。
でも残念ながら、私の精神は耐えることができませんでした。
出社できなくなった
ある月曜日、どうしても会社に行くことができず、
これはもう無理だと思い、上司に連絡を取りました。
上司とのやりとりの内容は、次の記事で記載しようと思います。
相手の上司はとても紳士的な方で、こちらを気遣ってくださいました。
申し訳なく思いながらも、その日のうちに心療内科へ行き、診断をしてもらいました。
心療内科で診断
休んだその日のうちに心療内科へ行きました。初診の当日予約は予約をとることが難しく、5件目くらいでようやく予約がとれました。
心療内科に行くのはある程度慣れていましたが、
見ず知らずの人に身の上話を聞かせることになるため、好きにはなれません。
こちらも自分のことを頑張って伝えますが、30分の時間で自分を理解してくれるなんて甘い考えはありません。
この日のうちに診断書をもらいたかったのですが、「薬を出すから頑張って」と言われ、帰されました。
もし無理そうだったら、来週には診断書を出すからと……。
心療内科でどんなことをしたのかは、別の記事で書こうと思います。
結局、会社には行けず。
医者にはあんなことを言われましたが、
薬に頼って出社できるようになるくらいだったら、自力で行けています。私の場合、もう無理だと思ってから医者に行ったので、残る手段は休職か退職しかないと考えていました。
次の週にはきちんと診断書をもらうことができ、休職の手続きを始めるているところです。
具体的な休職の手続きなど、これから記事にしていきたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
>>病院の選び方、予約時の注意点の記事を書きました。
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>>初診時の話を書きました。
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