「まころん」というお菓子を知ってる?発祥や名前の由来は?
みなさんは「まころん」というお菓子の名前を耳にしたことはありますか?
「まころん?マカロンの間違いないじゃなくて?」と思われる方もいるかと思います。しかし、確かにまころんというお菓子は存在するのです。
私は以前仙台に住んでいたのですが、もしかしたら仙台にいる方であればこのお菓子を目にしたことがあるかもしれませんね。
「まころん」と「マカロン」が似ているのは偶然ではなく、日本のマカロン=まころんと考えてもいいかもしれません。
それではまころんについて、発祥や名前の由来を含めて少しお話をしていきます。
マコロンの発祥や名前の由来
まず「まころん」がどんなお菓子かというと、見た目はページトップの画像のようなものです。
材料は卵白と砂糖と小麦粉と落花生、若しくはアーモンドで作られます。
では、マカロンというお菓子をご存じでしょうか。寧ろ知らない人はほぼいないと思える位有名なお菓子です。材料は卵白と砂糖にアーモンドで作られている洋菓子です。
この2つ、名前だけでなく、材料も似ていると思いませんか?
それもその筈、まころんとは日本版マカロンのことだからです。
パチもんとかの類いではなく、日本人の口に合う様に作られたれっきとした和菓子になります。
マカロンの名前をもじって「まころん」としたわけですね。
つまり、ラーメンやナポリタンと同様に日本に伝えられて変化した食べ物になります。ただ、他の食べ物と違い、まころんはマカロンと違う存在として作られてきました。
ではまころんの発祥はどうかというと、
いつ頃から日本で作られたかというと詳しい年代はわかりません。
江戸時代の末期には存在していたらしく、平成の今に至るまで決して特に目立ってを浴びることもなく、それでも消えずに今も在り続ける息の長いお菓子なのです。
マカロンといえばパステルカラーの可愛らしいお菓子ですが、一方のまころんは茶色い、なんとも地味な色合いです。
それでもさくさくっとした歯応えと風味はマカロンにはない馴染みやすさがあります。それは日本で愛されるために職人さんたちの試行錯誤で進化した美味しさなのでしょう。最近ではカシューナッツやピーナッツを使ったものもあります。是非、お菓子売場で探してみてください。
仙台まころん
まころんで有名なのは「仙臺まころん(仙台まころん)本舗」さんです。
というか、私はここのまころんしか知りません。
おししいのでぜひ食べてみてください!!
ちなみに私は仙台で茶道をしていたのですが、お茶のお菓子としても大変優秀でした。(安くて数が多い和菓子のバリエーションがそんなにない……!)
お抹茶と一緒にいただくのもおいしいですよ!
以上、三上つかさでした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません