コナミ『小島秀夫』氏が15日に退社。そして新会社設立!メタルギアの行方は
『メタルギア』の監督として有名な小島秀夫氏が、昨日12月15日にコナミデジタルエンタテイメントを退社したという報道がされた。情報元は日本経済新聞であり、信ぴょう性はかなり高いと思われる。
気になるメタルギアシリーズの行方はどうなるのか。
小島秀夫氏はコナミを退社した後、新会社設立を考えている模様だ。52歳となる同氏の今後の動向に業界内外からの注目は熱い。
メタルギアの版権はコナミに残る
『メタルギア』の版権はコナミに残るため、小島秀夫氏が新会社設立をしたとしても、そこで新たに『メタルギア』シリーズを作ることはできない。最新作から同氏のクレジットが次々と消されていったという話題もまだ記憶に新しく、退社はそのころにはすでに決定していたと予想される。
こちらのメタルギアソリットVは全世界で500万本以上を売り上げたといわれる超大ヒット作だ。
同シリーズは累計12作を出しており、そのすべてを小島氏が監督を務めている。今後誰がこのシリーズを引き継ぐことになるのかコナミを中では後継者争いが始まるのであろう。
新会社設立で何を行うのか
新会社設立後、いったい小島秀夫氏は何を行うつもりなのか。
日経新聞の報道によれば、ソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)と最終交渉を行っている段階とのことだ。交渉しているのは、同氏が設立した会社の初めての作品となる完全新作のゲームのPSでの優先販売についてだ。
この会社には同氏がコナミに在籍していたときのスタッフも在籍しているらしい。
Play Station向けのゲームを開発しているということは間違いなさそうだが、いったいどういうゲームなのか、いつ発売されるのかなどまだまだ謎は残るばかりである。
52歳という年齢でこのような大きな出来事を起こしてしまう小島氏は、やはりエンターテイナーなのだと感じてしまう。
日本のみならず海外でも評価されている小島秀夫新社長に、今後も目を離せそうにない。