【五輪エンブレム】新デザインの審査が12月から始まる。盗作疑惑とは
今回の記事は盗作疑惑で一般公募がなされた五輪エンブレムの新デザインの公募が始まったことについてです。エンブレム委員会は今日2015年12月15日に、一般公募されたデザインの一次審査を始めました。
画像は
http://xn--dckc6ac6a2e3a0a6gtj9hv517b6i1c99wa024cckzb.com/olympics-logo
より引用
応募作品は1万超え!
12月7日が締め切りだった一般からの公募は、なんと1万4499作にも上ることが発表された。応募規定を満たしていない作品が4000点近くあったため、実質1万作程度の作品がエントリーされたことになる。応募した方々の年齢は実に幅広く、10代から80代まで多くの方が応募した。
この中から次の審査に進むことができるのは千作品程度だそうだ。
審査方法は、デザインの専門家が7人がデザインを見て、5人以上が合格とした場合のみ審査を通過することができるというのもで、ここで10分の1程度に絞られてしまう。
この審査は12月17日までに終わらせるということで、急ピッチで作業が進められていることがうかがえる。年内にはさらに半分以下、100作程度にまでふるいにかけ、年明けには数作に絞るとの発表だ。
五輪エンブレム盗作問題について
佐野研二さんがデザインした五輪エンブレムについて、盗作疑惑がかけられたのはもうだいぶ前のことのように感じられる。
盗作したと疑われたのは、ベルギーの劇場のデザインだ。
画像はhttp://xn--dckc6ac6a2e3a0a6gtj9hv517b6i1c99wa024cckzb.com/olympics-logoより引用
素人目に見れば確かに似ていると感じてしまう。
しかしながら、私はこれが盗作ではないと感じている。
このベルギーの劇場は世界的に有名な劇場というわけではなく、まずこのロゴを目にすること自体がないということが理由としてあげられる。見たことがなければ、パクるなんてことは不可能だ。
佐野さんの会見は以下の動画で見ることができる。
この動画のコメントを見ると否定的な意見、誹謗中傷が多く、残念に思う。
多くのデザイナーの方は佐野さんの言っていること、デザインの意味を肯定的に捉えているというのに、デザインに関して素人の国民がわざわざ東京五輪を陥れるような発言をするのはいかがなものか。
以下のサイトで、デザイナー視点からこの問題に切り込んでいる文章が見られる。非常に納得のできるコメントばかりなので、ぜひ一読してほしい。
xn--dckc6ac6a2e3a0a6gtj9hv517b6i1c99wa024cckzb.com
また、このサイトで紹介を上げられているのが以下のサイトである。
五輪エンブレム使用中止で幕引きへ。盗作問題でデザイナー佐野研二郎氏が在日認定&誹謗中傷された件を真相究明 | 政治・社会問題を素人が考える
どちらのサイトも意義のある見解を示しているので、合わせて読んでみてほしい
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